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お知らせ
ORI WINE のアンヴェール
ENGINE 2023年5月号、Octane Vol.41に記事掲載
大里研究所(ORI)が2012年から取り組んでいるプロジェクト『ORI WINE PROJECT』。高齢化により継続困難となった地元・大野町の農地をワイン用のぶどう畑として再生し、シニア世代の生きがいを造ることを目的に化学的農薬・肥料を使わないビオでの栽培に取り組み、日本での栽培が難しいピノノワールとシャルドネを育ててきました。
2021年度に完成し1年半の熟成期間を経たビオ・ワイン。プロジェクト発足10年目の節目となる2023年3月、ホテルインディゴ軽井沢にてアンヴェールを行いました。
ORI WINEの完成に駆けつけたゲストの方たちとSanté!
Special 5 Course with ORI Bio Wineの一皿
白ワインにぴったりな「真鯛のアクアパッツァ ドライトマト オリーブ レモン」
華やかなロゼの香りにマリアージュする「苺のティラミス」
当日は、プロジェクトの立ち上げからこの活動を知るENGINE編集長村上氏、Octane日本版編集長堀江氏、軽井沢ビネット編集長広川氏をはじめ、シャガー・ランドローバー・ジャパン代表取締役社長マグナス・ハンソン氏、アストンマーティン・リージョナルプレジデントに就任したグレッグ・アダムス氏らがプロジェクトの意義に賛同し駆けつけた。多方面のゲストの方々が一同に会し、このプロジェクトにかける想いを理解し、人工的に手を加えず自然の力を活かした醸造を手がけた伊那ワイン工房の村田夫妻も招待されました。皆の期待が高まる中、ホテルインディゴ軽井沢のソムリエとシェフが事前にワインをテイスティングし考案した特別なメニューと共に、ピノ・ノワールから作られた赤ワインとロゼ、シャルドネの白ワインの3種類のORI WINEがお披露目されました。
ホテルインディゴ軽井沢ソムリエの安藤氏からは、「香りが素晴らしい」「世界的にも低アルコール度数のワインが流行しており、時代にあったワインではないか」などの感想が聞かれました。
10年前、300坪の土地から始まったぶどう栽培は、地域の方々の協力のもと1万坪にまで広がりました。
ビオで栽培するゆえの困難と闘いながら、みんなで懸命に作業し、年々、出来上がるワインの本数も増えてきました。
大里研究所では、安定してワインが出来るようになれば、チャリティ・イベントに活用し、シニア世代が手掛けたワインが、子どもたちの未来を切り開くための一助となることを想い描いています。
その夢が実現するよう、今後もプロジェクトを進めていきます。
このアンヴェールの様子は、新潮社発行の雑誌『ENGINE』2023年5月号156~157頁、ヴィンテージカー雑誌『Octane日本版』Vol.41 136〜137頁に掲載されました。
ENGINE 2023年5月号
Octane日本版 Vol.41
『ENGINE』2023年5月号、『Octane日本版』Vol.41を書店などでお見かけの際は、是非一度お手に取ってご覧ください。