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社会活動

2019/07/19社会活動

大野西小学校のうさぎに6羽の赤ちゃんが生まれました

1月に大里研究所から大野西小学校に贈呈したうさぎに、6月末赤ちゃんが生まれました。

大里研究所が大野西小学校にうさぎを贈るきっかけとなったのは、昨年10月29日に大野西小の6年生を対象に行ったエイズ予防の勉強会でした。授業後、理事長と校長先生の話の中で、最近うさぎが死んでしまったこと、子供たちがとても悲しんでいて残念に思っているということを偶然知りました。そして、その時には生きていた最後の1匹もさみしさで亡くなってしまったと後から聞きました。縁があって訪れた同じ地域の小学校のこども達に、うさぎを飼うことで、命の大切さや助け合って世話をすることなど多くのことを学んでほしいと、うさぎ3羽を贈呈する運びとなりました。

今回生まれたのは全部で6羽。今は体長10cmほどでみんな元気にすくすく育っています。

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箱の中に折り重なっていました

生まれて間もない子うさぎはとてもデリケートで環境の変化によるストレスに弱く、母親も神経質になるため、人が触ると育児放棄してしまうこともあります。
訪問した際も、刺激しないようにそっと観察しました。
子うさぎはケージの中にみんな隠れていましたが、活発な子はケージから出て小屋中を飛び回っていることもあるそうです。
茶色い子とグレーの子が少し顔を覗かせてくれました。茶色い子は一番活発なのだそう。

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実は数ヶ月前にも1度子どもが生まれましたが、生まれてすぐに死んでしまいました。
子どもたちはとても悲しんだそうで、今回生まれた子どもたちは大切に育てられています。

現在は母うさぎが母乳で育てていますが、これから水やお湯で少し柔らかくしたドライフードを食べられるようになります。

西小学校や近隣幼稚園の子どもたちからは、子うさぎを引き取って育てたいという声が多くあり、抽選を行った結果、すでに引き取り手が決まったそうです。
うさぎを育てることで、子どもたちが命の大切さについて学んでくれることを期待しています。

夏真っ盛り。うさぎ達が元気に夏を越せますように。

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20190712rabit.jpgお父さん? 20190712rabit2.jpgお母さん