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『ENGINE』にProject ORI Wineの記事掲載
大里研究所が超高齢社会における医療費削減のための農業プロジェクトとして進める『Project ORI Wine』が豊かに実りました。苦節7年にして、初めての50本のビオによるピノノワールワインの完成です。
新潮社発行の雑誌『ENGINE』2020年1月号でも紹介されました。
「地域の高齢者の生きがいのためのワイン造り、これが大野町のピノノワール」と題し、これまでのブドウ作りの過程や、今年初めて完成したピノノワールのワインの試飲会の様子などが紹介されています。
記事中に掲載されている、大里研究所理事長林がインタビューを受けて語ったこのプロジェクトへの想いを抜粋します:
「収穫できたピノノワールは、ワインの本数にして50本と決して多くはありません。ただこのぶどうを作るために、地元のみなさんの助けを借りながら、うちの社員が根気強く草刈りなどを続けてきた。農薬に頼らない代わりに、日々の手間は徹底してかける。奇跡ということではなく、関わってくれた人すべての血と汗の結晶がこのピノノワールだと思っています」
「我々の目的は、地域の高齢者が、気持ちよく働ける場所を提供することです。リタイアした多くの高齢者は社会との接点が少なくなり、生産性にも寄与できなくなる不安から元気をなくしていく。みなさんが楽しく集い、働ける場所があれば、お年寄りの健康維持に役立つと思い、ぶどう畑を始めました。できあがったワインは、地域のみなさんに楽しんでもらい、一部はチャリティに出品することも考えています。初めから商業目的ではないので、たくさんのぶどうを作る必要はないんですよ」
一緒にぶどう作りに取り組んだシルバーさん | スタッフ総出での誘引作業 |
『ENGINE』2020年1月号を書店などでお見かけの際は、是非一度お手に取ってご覧ください。