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2021/09/14お知らせ

免疫機能を高めるためにFPPにできること
〜ミトコンドリアの活性化がカギ!〜

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新型コロナウイルスの猛威が収まる気配が見えない中、感染症予防のためにはどうしたら良いの?というご質問をいただいています。FPPの機能性を長年研究してきた大里研究所では、「ミトコンドリアを活性化し、免疫機能を高めることが予防にとても重要です。」と、お答えしています。

昨今の状況から、ほとんどの方々がマスク・消毒・手洗い等の感染症予防対策をしていますが、同じ空間で似たような時間を過ごしても、病気にかかる人もいれば、全くかからない人がいるのはなぜでしょうか?また重症化する人、軽症で済む人の違いはなぜ起こるのでしょうか?1つの答えとしては、さまざまな要因によって「免疫機能」の高い人もいれば低い人もいるからだと考えられます。


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私たちの身体には、ウイルス・細菌をはじめとする病原体などの異物が身体に侵入した時にそれらを取り除くため自然免疫と獲得免疫という大まかに2つの免疫システムがあります。自然免疫は、親から受け継いだ"既製"のシステムで生まれた時から備わっています。獲得免疫は、自然免疫で排除しきれなかった特定の病原体に攻撃するシステムで、病原体の情報の記憶と一度作った抗体や免疫細胞を今後の侵入でも使えるよう備えています。これら免疫システムが侵入者から私たちの身体を守ってくれるおかげで、健康を維持することができます。そのため、加齢とともに低下する免疫機能の老化予防も大切です。近年、数多くの研究からミトコンドリアの活性化が免疫の働きに重要な役割を果たすことがわかってきました。

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ミトコンドリアは、「細胞のエネルギー工場」とも呼ばれる細胞内に存在する小器官です。ミトコンドリアで細胞の活動エネルギー(ATP)がしっかりと作られることにより、免疫細胞がウイルスなどの侵入を感知して活発に活動し、防御するため正しく機能することができます。逆に、ミトコンドリアの元気がなく、エネルギーが作られない状態だと、免疫細胞が十分に活動することができず、免疫機能が低下してしまうというわけです。

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それでは、ミトコンドリアがエネルギーをしっかり産生するために重要なことはなんでしょうか。それは、運動・睡眠・バランスの良い食事です。しかし、現代の生活で多くの方は運動不足に加え、不眠、食生活の乱れなどから、ミトコンドリアの量や質の低下が起こりやすく細胞の活動エネルギー不足につながります。

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ミトコンドリアがエネルギー産生を行うために重要なポイント


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FPPは、これまでの研究からミトコンドリアを活性化することがわかっています。2018914日には、特許第6401792号「ATP産生促進剤 及び ミトコンドリア活性促進剤 並びに免疫賦活剤」として、日本国特許庁に特許登録されています。本特許では、免疫機能の低下で知られる糖尿病患者がFPPを摂取することで、免疫機能の向上とミトコンドリアのATP産生の促進、つまり細胞のエネルギー産生が増加しました注釈)。このFPPによって免疫システムが活性化されるというメカニズムは、世界で初めての発見です。

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免疫機能を維持するために、まずは良質な睡眠、適度な運動、そしてバランスのとれた食事。
そして、ミトコンドリアを活性化するFPPを健康習慣のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

注釈 )発明者のひとりでもある米国のオハイオ州立大学、チャンダン・K・センらの研究グループが2015年に学術誌Antioxidants & Redox Signalingに発表した論文
FPPの経口摂取は2型糖尿病患者の自然免疫細胞の呼吸バースト機能を調整するか?』でFPPの機能性が証明されています。
https://www.ori-japan.com/research/bodyregion/inflammation/fpp2.html

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